堆肥に残留したクロピラリドによる農作物への生育障害にご注意ください。
クロピラリドは、海外で牧草などの生産に使用されている除草剤で、家畜や人に対する毒性は低く、健康に影響を及ぼす可能性は低いと考えられていますが、トマトやピーマン等のナス科作物やスイートピー等のマメ科作物などでは、耐性が弱いとされるため、これらの作物に対し、輸入粗飼料を給与した家畜の排せつ物由来の堆肥を使用した場合、生育障害を起こす可能性がありますので、注意が必要です。
クロピラリドによる被害を回避するため、クロピラリドが残留している可能性の有無や堆肥施用上の留意事項について、粗飼料輸入・販売業者から畜産農家へ、更に堆肥製造業者・販売者等を通じて、園芸農家まで正確な情報を確実に伝達し、栽培する作物に応じた適切な対応を行う必要があります。
クロピラリドによる被害を回避するため、クロピラリドが残留している可能性の有無や堆肥施用上の留意事項について、粗飼料輸入・販売業者から畜産農家へ、更に堆肥製造業者・販売者等を通じて、園芸農家まで正確な情報を確実に伝達し、栽培する作物に応じた適切な対応を行う必要があります。
被害の防止方法等
クロピラリドが残留している可能性がある牛ふん堆肥等は,耐性の弱い作物に与えないことが重要です。牛ふん堆肥を生産,販売,使用する方々は,下記チラシ等を活用し注意喚起してください。
詳細については、下記のHPをご覧ください。
・クロピラリド関連情報(農林水産省)