10月27日、皇居で「新嘗祭献穀献納式」が行われました。
新嘗祭は、例年11月23日(勤労感謝の日)に皇居で行われる、新穀を供え感謝する行事です。起源は古く、『古事記』にも天照大御神が行ったことが記されている歴史あるもので、宮中恒例祭典の中の最も重要なものとされています。
それに先立って行われる「新嘗祭献穀献納式」は、新嘗祭に使用される米や粟を、各都道府県から選ばれた生産者が天皇陛下に献納するものです。毎年10月下旬に皇居で実施されています。
この栄えある行事に、茨城県を代表して五霞町から、原宿台の栗原英夫さんご夫妻が米を、山王山の曽根喜平さんご夫妻が粟を献穀しました。献納された米と粟は、天皇陛下も召し上がるとのこと。天皇陛下は、お出ましにはなりませんでしたが、無事献納できたことに参加者一同、感激もひとしおでした。
献穀式当日
粟刈取り作業風景
米・粟選別作業風景