令和4年ハクレンのジャンプ観測日記
7月13日(火)広範囲な集団ジャンプ
【動画の提供がありました】
12日の大雨で利根川の水量は大きく増水し、下段の踊り場も水没していました。午前中は、散発的なジャンプで終始していましたが、午後になって一変し、一斉産卵前日によく見られる広範囲な集団ジャンプが頻発に行われました。見事な「ハクレン利根の舞」を満喫することができました。
(動画提供:小林一郎氏)
7月10日(日)20匹程度の集団ジャンプ
【写真の提供がありました】
ここのところ利根川の水量が極めて低く、至る所に中州や砂場、テ
ハクレンは深みに潜行しているのか動きが鈍く散発的な単独ジャ
そんな中、本日は9時台に右岸の中州テトラ・ブロック当たりで20匹程度の集団ジャンプが発生しました。


(写真提供:小林一郎氏)
6月26日(日)待ち焦がれの集団ジャンプ
【動画の提供がありました】
利根川の水量がかなり減り、ブロックが頭を出してきたり、対岸の砂場が顔を出すようになってきました。 このところ集団ジャンプらしいジャンプがなかったので、待ち焦がれていたところ、9時台に入り漁師さんの川舟に向って集団ジャンプが発生しました。
(動画提供:小林一郎氏)
6月17日(金)1分を超える大ジャンプ
【写真・動画の提供がありました】
ここのところ利根川の水量は、例年に比べて多く全てのブロックが沈んでおりました。
今日は、飛ばないかと諦めていたところ、12時台に入り左岸の高圧電線の鉄塔下付近で1分を超える大ジャンプが発生しました。


下の画像をクリックすると動画を見ることができます。
(写真・動画提供:小林一郎氏)
6月16日(木)10匹程の集団ジャンプ
【写真・動画の提供がありました】
利根川の水量は例年に比べ多くブロックなどは全て沈んでいました。少し低めの水温でしたが、午前8時台に左岸の高圧電線の鉄塔下付近で、10匹程の集団ジャンプを確認しました。


下の画像をクリックすると動画を見ることができます。
(写真・動画提供:小林一郎氏)
6月14日(火)10から20匹程の集団ジャンプが3回
【写真・動画の提供がありました】
利根川の水量は例年に比べ多く、ブロックなどは全て沈んでいまし
午前8時から10時台に左岸の高圧電線の鉄塔下付近で、10から20匹程の集団ジャンプが3回ありました。
まだ、シーズン最初の頃と見えて、ジャンプにまとまりがないよう


(写真提供:小林一郎氏)
6月12日(日)今シーズン最初の撮影に成功
【写真・動画の提供がありました】
利根川の水量が例年に比べ多くなっているためか、早々にハクレン・ジャンプが見られるようになり、今シーズンに入って初めて撮影に成功しました。
午前9時台と10時台で、発生場所は左岸の高圧電線の鉄塔下付近でした。


下の画像をクリックすると動画を見ることができます。
(写真・動画提供:小林一郎氏)
ハクレンとは・・・
ハクレンは、中国大陸原産のコイ科の魚で、体長1メートルを超える大きな魚です。
仲間のコクレンとともに「レンギョ」と称され、日本では利根川、霞ヶ浦水系に多く見られます。
観測できるのは・・・
1年のうちたった1日か、せいぜい数日と言われています。毎年6月から7月にかけて利根川の下流から産卵水域に集合!!数十匹単位の大ジャンプが、1日数回から多いときは数十回見られることもあるそうです。期日も不定で年によっては1カ月以上前後するため、簡単に見ることができません。
川妻付近がハクレンの自然産卵場所になっており、毎年6月から7月にかけて利根川の下流から産卵水域に集まって待機します。かなりの数のハクレンが一個所に集まるため、ダイナミックなハクレンのジャンプが見られます。
※現在、国土交通省による堤防強化工事が実施中のため、観測の際にはご注意していただけますようお願いいたします。