平成25年 ハクレンのジャンプ観測日記
ハクレンの自然産卵場所です。毎年6月から7月にかけて利根川の下流から産卵水域の栗橋地先に集まって待機します。かなりの数のハクレンが一個所に集まるため、ダイナミックなハクレンのジャンプが見られます。
7月30日
本日は、太陽が顔を出し、風もなくじりじりとした陽気です。ハクレンも数匹が、バシャバシャと音は出しますが、姿は確認できなく、また、昨日まで網で確認できた卵も、下流へ流れていったのか、すくうことは出来ませんでした。ただ、1匹の小さい魚が4、5回連続してジャンプする姿を目撃し、未来の大魚への片鱗をうかがわせる光景を目の当たりにしました。
7月29日
利根川は、雨が降りしきり川の水位は減りましたが、流れは速いままでした。
7月27日
無風状態の今朝の利根川。朝から蒸し暑く水位は若干増えて、流れもいつになく速いようです。魚釣りを楽しんでいらした仲良し親子発見です。
7月18日
川の水位が増しています。お昼頃に、カヌーに驚いたハクレンが五、六匹一斉にジャンプしたとの情報提供がありました。
7月10日
“暑い”1日でした。風もなく、嫌がらせのように太陽が照りつけてきます。
7月1日
日ごとに減りつつある水量です。時折ジャンプしてくれるハクレンがいました。
6月29日
水位は増々下がってしまいました。
6月27日
昨夜の雨が降り水位があがりました。川の流れも急になり風が肌寒い日です。もしかすると・・本日の夕方あたりは・・・と期待しています。
ハクレンとは・・・
ハクレンは、中国大陸が原産のコイ科の淡水魚です。古来、中国では、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオの四種を 「四大家魚」と呼び、食用として養殖が行なわれていました。毎年6月から7月の産卵期に、数十匹単位の大ジャンプが、1日数回から多いときは数十回見られます。