
地域活性化起業人の大澤さん
茨城県五霞町は、埼玉県と千葉県に隣接し、東京から50km圏内にあります。人口は約8,000人、面積は約23km²の小さな町ですが、地元の商品が並ぶ「道の駅ごか」には年間約60万人の方が訪れます。お米や野菜、加工品など商品の魅力を磨いて、地元から首都圏の方までが足を運んでいます。昨年、初開催された「シン・いばらきメシ総選挙2024」の一般料理部門では、五霞町の「シン・茨城あげそば~パリッ!カリッ!5つの味変シン食感~」が初代グランプリを獲得しました。 そんな五霞町で、人・事業者をつなぐことで地域活性化事業を行っているのは、「ごかみらいLab」です。地域資源の掘り起こしや町の農産物を使用した商品開発などを展開し、町の活性化を図っています。 今回は、「ごかみらいLab」のメンバーとして、町の新しい商品を開発していただきます。 来年開催予定の「シン・いばらきメシ総選挙」に向けた商品づくりや、ふるさと納税の返礼品、道の駅などで販売する商品を開発します。 地域の食材活かして、五霞町をPRしてくれる方を募集します!(地域おこし協力隊として1名採用)
地域の食材を活かした商品から、地域をPRし、盛り上げる!
ごかみらいLabは、「道の駅ごか」を管理運営する株式会社五霞まちづくり交流センターと連携しながら、交流センターの職員、町からの出向職員、地域おこし協力隊、地域活性化起業人のメンバーなどで構成されています。 農・工・商の仲介役となり、人と人をつなぎ、「道の駅ごか」から五霞町を発信できる仕掛けを創っています。 そして、地域活性化起業人と連携して、地域資源を活かした商品開発にも取り組んでいます。 さつまいもを使った、さつまいものお花クリームパン、まるごと焼きいもチーズケーキ、さつまいもチップス、シン・いばらきメシのスイーツ部門でファイナリストに選出された「すい~とぽてッフル」もあります。 日本薬科大学と連携し、町のゆずやひまわりの花、はちみつなどを使ったHANABI Gin。 シン・いばらきメシではグランプリを受賞した「シン・茨城あげそば」を中心に、あげそば商品を開発して、道の駅で提供しています。 今回の仕事の魅力は、今後定期的に開催予定のシン・いばらきメシ総選挙の連覇に向けた商品開発に関われることです。初代グランプリを受賞したことで、あげそば商品のさらなる開発や町外への出店も増えています。 お菓子などの商品開発を進んでおり、今までを基盤にして、さらなる商品作りができます。
◎地域おこし協力隊着任からの仕事イメージ
【1年目】
五霞町の産品や商品を知ってもらいながら、2026年開催予定のシン・いばらきメシにエントリーする商品開発を行います。 商品開発を通して、地域の生産者さん、道の駅の方などと連携を深めてください。
(1)商品開発業務 ・五霞町の産品や商品の理解、商品開発に関わる方との交流など ・シン・いばらきメシ、ふるさと納税などの商品開発サポート
(2)イベントの開催・出店 ・Labで企画運営している夏野菜収穫体験と料理教室、フレイル予防として料理教室などの開催 ・シン・いばらきメシ総選挙に関わるイベント出店
(3)報告活動 週1回程度 隊員と担当職員とのチーム会議を行い、活動の成果や課題などを一緒に考えます。 週毎の活動報告を作成して提出します。
【2年目】
1年目の活動経験を活かして、商品のバージョンアップや新たな商品をつくっていきます。 イベント出店を通して、地域内外へ商品のPRもしていただきます。
(1)商品開発 ・ふるさと納税、道の駅で提供する商品などの開発
(2)イベントの開催・出店 ・Labで企画運営している夏野菜収穫体験と料理教室、フレイル予防として料理教室などの開催 ・シン・いばらきメシ総選挙に関わるイベント出店
(3)報告活動 週1回程度 隊員と担当職員とのチーム会議を行い、活動の成果や課題などを一緒に考えます。 週毎の活動報告を作成して提出します。
【3年目】
引き続き積極的に商品開発に取り組んでもらいながら、本業務に支障がない範囲で、卒業後の定住に向けた活動も実施できます。
(1)商品開発 ・ふるさと納税、道の駅で提供する商品などの開発
(2)イベントの開催・出店 ・Labで企画運営している夏野菜収穫体験と料理教室、フレイル予防として料理教室などの開催 ・シン・いばらきメシ総選挙に関わるイベント出店
(3)報告活動 週1回程度 隊員と担当職員とのチーム会議を行い、活動の成果や課題などを一緒に考えます。 週毎の活動報告を作成して提出します。
【任期終了後】
・「ごかみらいLab」にて事業の継続
・商品開発を活かしたお店の開業
・商品開発のアドバイザー、料理教室のイベント開催など

「シン・いばらきメシ総選挙2024」初代グランプリになった「シン・茨城あげそば」

「シン・いばらきメシ総選挙2024」ファイナリストの「すい~とぽてッフル」
地域と連携し、意見を取り入れて、商品が売れるように育てていく
仕事で関わる方たちの紹介とメッセージ
◎地域活性化起業人 大澤さん (株式会社ABC Cooking Studioより出向)
私の担当は、道の駅などで販売する商品の開発です。 地域食材を使って、子ども向け、高齢者向け、親子向けの料理教室も開催しています。 商品は開発して終わりではなく、しっかり売れるように育てていくことが大事です。 自分が作りたい商品が正解ではなく、関係者の意見も聞きながら、お客様にも買ってもらえるように試行錯誤しています。 開発した商品は、道の駅で製造したり、調理して提供しています。 作ってくれる方に教えることも大事な仕事で、うまく連携をしながら、商品化することを心がけています。
◎ごかみらいLab 関根さん(五霞町役場より出向)
「ごかみらいLab」の目標は、道の駅が盛り上がり、五霞町が盛り上がること。 人と人、人と事業者を繋ぐ仕事をメインとして、日々メンバーで何をやっていこうかを考えながら取り組んでいます。 時には農作業したり、商品開発したり、子ども達と一緒に何かをつくったり、幅広く活動ができます。 色々チャレンジする分、思い描いた通りにならないことも多いです。 やり方を試行錯誤するのは苦労もするし、やりがいでもあります。 仕事を進めるには道の駅や事業者のみなさんの協力が必要で、自分一人だけでは何もできません。 「Labと一緒に活動したい」と思ってもらえる団体になりたいと思っています。 周りのみなさんの想いに共感し、みなさんを想いながら、一緒にLabの活動を進めていきましょう!
◎ごかみらいLab 齋木さん
「ごかみらいLab」には、色んな価値観を持った個性豊かなメンバーたちがいて、楽しく仕事をしています。 現場では、関根、大澤、私の3人で仕事をすることが多いです。 Labとして通年を通してやるイベントは、決まってきています。 「今年はこうしてみよう」などと、楽しく発想しながらやっています。 地域を盛り上げることを軸に、メンバーを大切にしながら、アイデアを出し合っていくプロセスにはやりがいがあります。
◎ごかみらいLab 事務局長 笈沼さん
今まで掘り起こしてきた地域資源、開発した商品を活かして、繋げていき、さらに五霞町を盛り上げていきたいと思います。 大事なことは”地域”おこしです。 関わる”地域”の方としっかり連携をとりながら、五霞町を一緒に良くしていきましょう! ご応募お待ちしてます。
◎株式会社五霞まちづくり交流センター(道の駅ごか)駅長代理 内田さん
道の駅ごかは、20年を迎えて、店内改装などのリニューアルをしました。 外部との連携をしながら、商品開発などができています。 シン・いばらきメシでグランプリをとった効果で、テレビなどのメディアにも取り上げられるようにもなりました。 今後は、あげそばの姉妹品を、他の道の駅にも展開していきたいです。 これからも、五霞町でしか食べられない商品をつくっていきたいです。 今後も道の駅を拠点として、五霞町を盛り上げていきます!
◎産業課商工観光係 大関さん、秋葉さん
五霞町では現在3名の地域おこし協力隊が着任しており、イベント運営や観光で地域を盛り上げています。 9月の利根川大花火大会でのごかマルシェも、隊員がイベント事務局として活躍をしています。 その他にも、四季折々でイベントの企画運営を行っています。 五霞町はとても小さな町ですが、東京からも近いちょうどいい田舎です。 町の資源や魅力を掘り起こし、町外へ発信していきましょう!

「道の駅ごか」にて、ごかみらいLabと関わるみなさん

五霞町産甘夏・摘果みかんなど地域食材を使ったクラフトジン「HANABI Gin」
募集要項
| 就業場所 | 「ごかみらいLab」内のデスクを使用できます。 |
| 業務内容 |
シン・いばらきメシ、ふるさと納税などの商品開発、イベントの開催・出店などLabメンバーと一緒に商品開発やイベント運営などをしてもらいます。 「ごかみらいLab」の方、町の職員などが日頃の業務をサポートします。 週1回程度の共有会議、業務だけでなく生活面の不安なども適宜相談してください。 また、年に1回成果報告会も開催しています。 |
| 必須経験やスキル |
(1)パソコンの一般的な操作(ワード・エクセル・パワーポイント、電子メール・SNS等)ができる方 ※別途、地域おこし協力隊の地域要件を満たしている必要があります。詳しくは、総務省の「地域おこし協力隊及び地域プロジェクトマネージャーの地域要件について」参照 https://www.soumu.go.jp/main_content/000862229.pdf |
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あれば歓迎する経験やスキル
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コミュニケーションが得意な方(幅広い年代の方と活動があります) |
| 給与 | 266,640円/月(消費税及び地方消費税を含む) |
| 雇用形態・勤務時間 |
五霞町から地域おこし協力隊として委嘱を行います。 活動期間は、令和8年4月1日から令和9年3月31日までとします。 ただし、年度ごとに契約更新の可否を判断し、任期の通算が3年を超えない範囲で契約を延長できるものとします。 基本はLabメンバーの就業時間と合わせた 平日8時30分~17時30分(うち1時間は休憩)に仕事をしていただきます。 ※イベントの運営などで、土日に仕事をすることもあります。 週40時間、1か月当たり20日(160時間)程度が活動の目安となります。 |
| 募集者 / 主催者 | 五霞町 まちづくり戦略課 政策係 |
| 募集者 / 主催者の住所 | 茨城県猿島郡五霞町小福田1162-1 |
| 募集者 / 主催者の連絡先 | 0280-84-1111(内線213) |
| その他 |
活動経費として上限200万円の使用が可能です。 【活動経費として対象となるもの】 |
応募について
応募は、下記の応募用紙を【郵送】または【メール】でご提出ください。
【五霞町】応募用紙(ver.2) [EXCEL形式/38.2KB]
【提出期限】令和7年12月15日(月)必着
【郵送】で提出する場合
郵送先 〒306-0392 茨城県猿島郡五霞町小福田1162-1 五霞町役場 まちづくり戦略課 政策係
電話番号 0280-84-1111
【メール】で提出する場合
メールアドレス kikaku@town.goka.lg.jp
件名「【氏名】地域おこし協力隊応募 商品開発業務」と記載し
宛先「五霞町まちづくり戦略課政策係 尾白・江森宛」へメールをお願いします。