法律による時間外勤務の上限の設定
法律の改正により、月に合計45時間(年に合計360時間)を超える時間外勤務が原則できなくなります。放課後、土・日・祝日の部活動等も時間外勤務制限の対象となります。
先生たちの勤務状況の改善と現状
令和3年度より本格的に取り組み始めた「働き方改革」により大きな改善が見られましたが、まだ多くの先生が年間360時間を超えて勤務をしている状況です。
新しい時代に対応する教育の推進
小学校外国語教育・プログラミング教育・道徳教育など新しい学習指導要領に対応する教育を推進しています。また、一人に一台の端末により授業のあり方も変化していきます。
学校は、子供たち一人一人が、変化の大きい未来をたくましく生き抜く力を身に付けることのできる場所でなくてはなりません。学校の働き方改革は、先生を楽にするためのものではありません。これまでの先生の働き方を見直し、毎日元気に子供たちの前に立って、未来につながる力を育む教育を行うために必要なものなのです。
〈文部科学大臣メッセージ平成31年3月18日より抜粋〉
令和5年度の具体的な取組
3校一斉でノー残業デーを設定して確実に実施します
令和4年度末より先行実施しておりました毎週金曜日の「3校一斉でのノー残業デー」を本年度も継続します。
学校からのお便りを精選して電子化も推進していきます
内容が重複しているものを統合したり、各種お便りのいくつかを電子化したりすることで、随時見直しを図ります。
部活動は運営方針に則り適正に実施します
部活動は、茨城県「部活動の運営方針(令和4年12月)」定められた休養日や活動時間の上限等を遵守して適正に実施します。
令和5年度は上記の取組を中心にして進めていきます。
取組の結果を検証したり、ご意見をいただいたりしながら、随時見直しを図っていきます。
これまでの取組も継続します!
- 長期的な視点で子どもの成長を見取るための年2回の通知票
- これまでの学校生活のリズムを大切にするための3学期制
- 日課を見直したことによる下校時刻の繰り上げ
- 週2日の5時間授業日の設定と適切な教育課程の実施
- 部活動地域移行に向けての検討
関係団体などの皆様へのお願い
~ 学校を通じた配布物や各種募集にご配慮をお願いします~
- 各種団体から依頼される配布物はかなりの量になります。印刷物ではない周知方法についてご検討をお願いします。
- 作文や絵画のコンクール等の募集につきましては、学校単位での応募や学校によるとりまとめなどを募集要件としないようにご配慮をお願いします。