クビアカツヤカミキリはサクラやウメ、モモなどのバラ科植物を枯らす害虫です
近年、日本国内において、特定外来生物法により特定外来生物に指定(2018年1月)された「クビアカツヤカミキリ」によるサクラやウメ、モモなどの樹木への被害が急増しています。

また、茨城県内では、2019年8月に始めて確認されてから、既に県西地方を中心に本町を含む10市町で被害が確認されており、急速に発生地域を拡大しています。

今後、被害が拡大し続けると、食害を受けた樹木が枯死し、倒木や落枝による人的被害やサクラなどの観光資源に重大な影響を及ぼしかねないため、十分な注意が必要です。
本町での発見情報
学校や公民館といった公共施設のほか、神社や企業の敷地、民家など、サクラやウメなどが生息するあらゆる地域で確認されています。
クビアカツヤカミキリの被害に遭うと
食害に遭った樹木は、水分や栄養を根から全体に吸い上げることが困難となり、次第に衰弱し、対策を講じないとわずか数年で枯死してしまいます。また、枯れた樹木は次のような危険性が生じます。
- 落枝や倒木による人的被害が懸念
- サクラなどの観光資源を含む町の景観への影響

クビアカツヤカミキリを発見したら
クビアカツヤカミキリ(成虫)の活動期である6~8月に、被害を受けるおそれのある樹木を見回って、よく探してください。見つけ次第、必ずその場で潰して捕殺してください。生きたまま持ち運ぶことは、法律で禁止されていますのでご注意ください。クビアカツヤカミキリは独特の臭いを放ちますが、人体に影響を及ぼす毒などはありません。
被害を拡大させないために大切なのは、防除と駆除
サクラなどの樹木をクビアカツヤカミキリから守るために、次の事項を参考に防除と駆除をしてください。防除や駆除の方法等に関する詳細は、環境省が公表する関連リンクから確認することができます。
- 被害を受けるおそれのある樹木(サクラ、ウメ、モモなどのバラ科の植物)の見回り
- 成虫を発見した場合は、その場で捕殺
- 樹木の幹から、幼虫が排出するフンと木くずの混ざったうどん状の「フラス」と呼ばれるものが出ていたり、フラスが根元に積もっている状態を発見したりした場合は、被害を受けている可能性が非常に高いため、殺虫の処置をする

- フラスが確認された樹木から幼虫が羽化し、外に飛び出さないよう、成虫の活動期前(6月までに)にネット巻きの処置を行い、定期的に見回ってネット内部の成虫を捕殺

元気なサクラ等の樹木における被害の予防
- 物理的な防御 6月~8月の成虫活動期に合わせ、上記を参考に樹木の幹にネットを巻き付け、メスが直接幹に触れて産卵するのを防ぎます。
- 薬剤による予防 成虫の活動期に合わせて殺虫剤を散布し、飛来した成虫を殺虫、忌避させます。適用薬剤は、必ず事前にお調べください。
- フラスの早期発見・駆除
- 樹木のメンテナンス 根元の雑草等を除去し、フラスの発見を容易にします。また、適切に枝を剪定し、風通しを良くすることで、成虫が飛来しにくい環境を作ります。
町の被害対策
町が管理する樹木に被害が確認された場合、ネット巻きや駆除などの処置を行い、防除措置を実施します。また、被害の拡大防止を目的に、住民に対する注意喚起と防除に関する情報を提供するなどし、防除の実施をお願いしながら、生活の安全確保と環境の保全に努めて参ります。

防除の参考となる情報