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  6. 台風による農作物等の被害防止対策について

台風による農作物等の被害防止対策について

1 共通事項

  • 事故防止の観点から、台風接近時のほ場見回りは避け、大雨や強風が収まってから行うこと。
  • 局地的な大雨が予想され、ほ場が冠水する恐れもあるので、速やかに排水ができるように備えること。これまで浸冠水したことのある地域については、前例を参考にして重点的な対応を図ること。
  • 河川及び用水の増水並びに土砂災害の恐れがあるところでは、作業の安全確保を第一としつつ、適切に対応すること。
  • 薬剤散布にあたっては、農薬ラベルに記載されている使用基準や注意事項を必ず守り、正しく使用すること。

2 普通作物

(1)水稲 冠水した圃場では、速やかな排水に努める

事前対策

  • 大雨に対応できるよう、用排水路の点検・補修整備を行う。
  • 風雨による影響を軽減させるため、台風前は湛水状態としておく。

事後対策

  • 特に出穂しているほ場では、白穂の発生防止や台風通過後のフェーン現象(高温・乾燥・強風)による品質低下を防ぐため、風がやむまで湛水管理とする。
  • 冠水時や土砂が流入した場合は、速やかに排水、排出し、生育の回復を図る。
  • 冠水したり暴風雨を受けると、白葉枯病やいもち病が発生しやすいので、発生動向に留意し、適切な防除に努める。
  • 出穂しているほ場で倒伏した場合は、できる限り株を引き起こし、穂が水面や田面に接触しないようにする。収穫期に穂発芽等の品質低下が認められる場合は、刈り分けを行う。

(2)大豆・そば 水田に作付した場合、畦畔を切るなどして速やかな排水に努める

事前対策

  • 水田では用排水路の点検・補修整備を行い、ほ場への水や土砂の流入を防止する。また、ほ場内に排水溝を整備するなどの対策を講じておく。

事後対策

  • 冠水及び滞水したほ場は、速やかに排水し、根の機能回復を図る。

3 畜産

(1)飼料作物 明きょを掘るか、ポンプによる排水に努める

事前対策

  • 降雨により、草地や飼料畑に水や土砂が流入する恐れがある場合は、防水や排水対策を実施する。
  • 飼料イネ・飼料用米については、水稲の項を参照のこと。

(2)家畜、畜舎及び付属施設等の風雨対策 施設の破損状況を点検、修復を

事前対策

  • 畜舎への風雨被害を防止するため、屋根、窓や入り口の点検を行い、必要があれば補修や補強等を実施する。雨や風が畜舎内に吹き込まないように戸締まりを行う。
  • 堆肥舎やハウスかく拌処理施設への風雨被害を防止するため、施設の事前点検を実施し、窓や入り口は戸締まりを行う。雨水の施設内への流入や汚水が流出しないよう施設及び排せつ物の管理を適正に行う。
  • 飼料庫、農業機械・器具格納庫は、風雨被害を防止するため点検を行い、必要があれば補修や補強を実施する。飼料、農業機械・器具は雨にさらされないよう管理する。

事後対策

  • 雨が畜舎内に吹き込んだ場合は、敷料等の交換を行って畜舎内を乾燥状態に保つ。
  • 雨に当たり飼料養分の低下した飼料作物を給与する場合は、栄養価、嗜好性に配慮し、家畜の生産性が低下しないように注意する。

4 野菜

(1)事前対策

  • ハウスの被覆などで傷んでいる箇所は、風雨が吹き込むので修復しておく。また、緩んでいるマイカー線の張り直しや基礎の杭等の補強を行う。
  • 雨水がたまりやすいほ場は、事前に排水溝を掘っておく。また、ハウス内に雨水が流入しないように土のう積み等の防水対策を図る。
  • 露地野菜の支柱や誘引線、ほ場まわりの防風網はあらかじめ補強しておく。
  • 果菜類等で収穫期に達しているものはやや早めに収穫し、被害を最小限に抑える。
  • ほ場周辺で飛ばされる恐れがあるものは片付けておく。

(2)事後対策

  • ハウス施設やほ場に浸水した場合は、速やかに排水溝を掘り排水に努める。
  • ハウスや支柱・防風網を点検して、損傷箇所があれば早めに補修する。
  • 茎葉の損傷、湿度の高まりにより、病害の発生が助長されるので適用農薬を散布する。使用方法をよく確認して使用時期の収穫前日数に注意する。
  • 天候回復後、草勢回復のために追肥の施用や液肥の葉面散布を行う。
  • 排水後土壌表面が固結しているほ場では、土壌が乾燥しほ場に入ることが可能になったら土壌表面を浅く中耕する。
  • 果菜類で被害を受けた果実は摘果して草勢回復を図る。
  • 倒伏した果菜類の株は可能な限り起こすとともに、支柱や誘引線への誘引を行う。また、ネギが倒伏した場合はできるだけ起こし、軟白部が曲がるのを防ぐ。
  • 台風通過後は吹き返しの強風に充分注意する。
  • ハウス施設では、台風通過後に天気が急激に回復すると、ハウス内が高温となるので、天窓やサイド換気を速やかに行う。また、遮光ネットの利用や葉水を行い強光による葉焼けやしおれを防止する。

    施設野菜

  • 施設内に雨水が浸水した場合は、直ちにハウス内外の排水を図り、換気を行い、湿度の低下に努める。
  • 作物の根が弱るので、液肥の葉面散布を行い草勢の回復を図る。
  • 台風通過後の急激な高温による傷みを軽減するため、遮熱ネットにより日射を抑制する。
  • 病害虫の発生が懸念される場合は、必要に応じて薬剤防除を実施する。
  • 作物への泥はねが多い場合には、きれいな水で洗い流し、損傷した茎葉を取り除く。
  • 果菜類では、風雨で茎葉が落ちた場合、わき芽の除去は控え、健全葉の確保に努める。
  • 倒状したものや、根の露出したものは早目に支柱を建て直し、土寄せを行う。

    露地野菜

    (1)葉物類(レタス・ハクサイ・キャベツ等)
  • 浸水、完遂した場合は明きょを掘るか、ポンプによる汲み上げなどできるだけ早期の排水に努めるとともに、マルチ栽培ではマルチをめくるなど圃場の乾燥を促す。
  • 葉茎に付着した泥をきれいな水で洗い流し、損傷した葉を取り除く。
  • 圃場の乾き具合を見て早めに中耕、培土を行い、発根を促し草勢の回復を図る。
  • 草勢を見て追肥や液肥の葉面散布を行う。
  • 細菌病等の発生が懸念されるため、収穫前日数に注意して薬剤防除を実施する。
    (2)ナス(茎葉、果実の損傷の場合)
  • キズ果、変形果を除去する。
  • 草勢の回復を図るため、収穫は少し早めに行う。
  • 褐変腐敗病、青枯病などの発生が懸念されるので排水対策に努める。
    (3)ネギ(葉身の折れ曲がり、一部倒状の場合)
  • ネギは湿害を受けやすいので、圃場が浸水、冠水した場合は直ちに明きょを掘り排水に努める。
  • 倒状した場合は、直ちに株起こしを行う。
  • 葉身が損傷した場合は、土寄せはすぐに実施せず、新葉の伸びを確認してから行う。
  • 軟腐病などの発生が懸念されるので、収穫前日数に注意して薬剤防除を実施する。

5 果樹

(1)事前対策

  • 多目的防災網や防風ネットの緩んでいるワイヤーや紐は張り直し、ずれたり飛ばされないように補強する。また、防災網や防風ネットの破れている部分は補修する。
  • トレリスは、隅柱と中柱の横ぶれや架線の張り等を点検し、必要に応じて締め直す。
  • ブドウ等の雨除け施設は、ビニールが飛ばされないように補強するか、場合によっては除去する。
  • 幼木やわい性台リンゴ樹は、支柱や添え木を補強し、倒伏や樹体の損傷、落果を防止する。
  • モモ等の立木性果樹では、主枝や亜主枝等の太枝が折損しないよう支柱で固定する。
  • 高接ぎした樹では、接いだ部分から折れやすいので添え木をする。
  • 園内に水が溜まらないように排水溝を掘る等、十分な排水対策を行う。
  • モモ、スモモ等で収穫が可能な果実については、台風接近前に収穫しておく。

(2)事後対策

  • 果実のすり傷、葉の裂傷等から病害発生のおそれがある場合は、速やかに適用薬剤を散布する。なお、薬剤散布にあたっては使用基準を厳守する。
  • 浸水、滞水している園では、速やかに排水溝を掘るなど排水に努める。
  • 倒伏や傾いた樹は、出来るだけ早く起こして盛土と支柱で固定し、かん水やマルチを行って新根の発生を促す。
  • 太枝が裂けた場合は、針金やボルト等で固定する。回復不能な場合は切り落とし、切り口に塗布剤を塗る。
  • 枝の損傷や落葉が甚だしい樹では、果実肥大や品質が低下するので再度着果数の見直しを行う。
  • 落葉が激しい場合は、幹や太枝に石灰乳等の白塗剤を塗布し、日焼けを防止する。
  • 樹勢回復のための追肥は、被害直後には行わず、樹勢に応じて施用する。

6 花き

(1)事前対策

  • 雨水のたまりやすいほ場では、周囲に排水溝を掘り排水に努める。また、ハウス内に雨水が流入しないように、土のう積み等の防水対策を図る。
  • ハウスの被覆資材など傷んでいる箇所は、風雨が吹き込むので修復しておく。また、緩んでいるマイカー線の張り直しや基礎の杭等の補強を行う。
  • 倒伏しやすいキク等の切り花類では、十分土寄せを行いネットや支柱を補強しておく。

(2)事後対策

  • 冠水、浸水したほ場では、速やかに排水に努めるとともに、肥培管理を的確に行い生育の回復に努める。
  • ハウスや支柱等栽培施設を点検して、損傷箇所があれば早めに補修する。キクなどの電照施設においては、速やかに作動状況の点検を行い、電照処理等が確実に行われるよう確認する。
  • 茎葉に付着した土砂は動力噴霧機等で洗い流し、生育促進を図る。
  • 切り花類等で株元が土砂で埋まって深植え状態になったものは、速やかに土砂を取り除き天候の回復を待って浅く中耕する。
  • 切り花類の倒伏したものは、できるだけ早く起こし茎や花穂の曲がりを防ぐ。
  • 枝物類・切り花類は、強風によって折損した茎葉の整理と薬剤散布を的確に行い、病害の発生を防止する。
  • 台風通過後は吹き返しの強風に充分注意する。
  • ハウス施設では、台風通過後に天気が急激に回復すると、ハウス内が高温となるので、天窓やサイド換気を速やかに行う。また、遮光ネットの利用などにより強光による葉焼けやしおれを防止する。

7 作業者の暑熱対策

(1)高温による影響

 熱中症は以下のような症状です。

熱中症の症状一覧
分類 症状 対応
1度
  • めまい、失神
    「立ちくらみ」の状態(熱失神とも呼ぶ)。
  • 筋肉痛、筋肉の硬直
     「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴う。
  • 大量の発汗
  • すぐに涼しい場所へ移り、体を冷やし、水分を与える。
  • 誰かがそばに付き添って見守り、改善しない場合や悪化する場合は病院へ搬送する。
2度
  • 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感体がぐったりする、力が入らないなど。
  • 自分で水分・塩分を摂れないときは、すぐに病院へ搬送する。
3度
  • 意識障害、けいれん、手足の運動障害
    呼び掛けや刺激への反応がない、体にガクガクと引きつけがある、まっすぐに歩けないなど。
  • 高体温
    体に触ると熱いという感触。
  • すぐに病院へ搬送する。

(2)高温時の対策

  • 日中の気温が高い時間帯を外して作業を行うとともに、休憩をこまめにとり、作業時間を短くする工夫を行う。
  • 水分をこまめに取り、汗で失われた水分を十分に補給する。大量の発汗がある場合は水分だけでなく、スポーツ飲料などの塩分濃度0.1~0.2%程度の水分摂取をする。
  • 帽子の着用や汗を発散しやすい服装にする。
  • 作業場所には日よけを設け、できるだけ日陰で作業するように努める。
  • 屋内の作業では、遮光や断熱材の施工等により、作業施設内の温度が急激に上昇しないようこころがけるとともに、風通しをよくし、室内の換気に努める。
  • 気温の状況に応じ、適度に扇風機やエアコンを使用する。
  • 一人作業は極力避ける。やむを得ない場合は、家族や周囲の人に作業予定を伝えておく。

    関連リンク


    ※ 農林水産省ホームページ(農作業安全対策関連:外部リンク)
    ※ 環境省熱中症予防情報サイト(熱中症環境保健マニュアル:外部リンク)

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは産業課 地域振興グループです。

役場2階 〒306-0392 五霞町大字小福田1162番地1

電話番号:0280-84-2582 ファックス番号:0280-33-3414

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